勤勉手当の成績率を逆算する
国家公務員の賞与(ボーナス)は期末手当と勤勉手当で構成されます。
このうち、勤勉手当の算定には業績評価が考慮されますが、仮に業績評価が上位の区分であっても、必ずしも勤勉手当の成績区分が上位区分になるとは限りません。また、決定された成績区分が必ずしも明示されないこともあります。
このツールでは、勤勉手当の金額等から成績率を逆算し、自分がどの区分に位置するかを確認するための試算ツールです。業績評価が給与という形で反映されているかどうかを把握する際の参考としてご活用ください。
条件を入力
俸給表・職員区分を選び、給与明細に記載された控除前の支給額を入力してください。
計算結果
2つの金額を入力すると
ここに成績率が表示されます
推定される成績率
—%
100分率(1回あたり)
—
計算の仕組み
期末手当と勤勉手当は、どちらも「基礎額」に決まった割合を掛けて計算されます。
期末手当 = 期末手当基礎額 × 期別支給割合 × 在職期間別割合
期末手当基礎額 = 俸給 + 扶養手当 + 期末手当の地域手当 + 役職段階別加算額 + 管理職加算額
勤勉手当 = 勤勉手当基礎額 × 期間率 × 成績率
勤勉手当基礎額 = 俸給 + 勤勉手当の地域手当 + 役職段階別加算額 + 管理職加算額
2つの式に共通する青字の項を消すことで、最終的に次の式が得られます。本ツールはこの式で成績率を求めています。
成績率 = 勤勉手当期末手当期別支給割合 − 扶養手当 − 扶養手当 × 地域手当の支給割合
このように、俸給や役職段階別加算額・管理職加算額を個別に入力しなくても、期末手当・勤勉手当の金額と扶養手当・地域手当の支給割合だけで成績率を逆算できます。
この式が導かれるまでの計算を見る
-
2つの基礎額のうち俸給・役職段階別加算額・管理職加算額が共通することに着目します。また、在職期間別割合及び期間率は1とします。すると、上記はそれぞれ次のように変形できます。
期末手当期別支給割合 = 俸給 + 扶養手当 + 期末手当の地域手当 + 役職段階別加算額 + 管理職加算額
勤勉手当成績率 = 俸給 + 勤勉手当の地域手当 + 役職段階別加算額 + 管理職加算額
-
2式から、共通する俸給・役職段階別加算額・管理職加算額が消えるように変形します。
期末手当期別支給割合 − 扶養手当 − 期末手当の地域手当 = 勤勉手当成績率 − 勤勉手当の地域手当
-
ここで、期末手当の地域手当は「(俸給+扶養手当)× 支給割合」、勤勉手当の地域手当は「俸給 × 支給割合」で計算されるため、これらを代入して俸給の項を消します。
期末手当期別支給割合 − 扶養手当 − 扶養手当 × 地域手当の支給割合 = 勤勉手当成績率
-
これを成績率について解くと、上記の式が得られます。
※簡単のため、専門スタッフ職調整手当・広域移動手当・研究員調整手当は考慮していません。
※休職者、4月採用者に対する6月期の賞与など、在職期間別割合や期間率が1にならない場合もあります。